2026/07/01 00:00

7月になると、私は毎年少しわくわくします。

それは、Plastic Free July(プラスチックフリージュライ) が始まるからです。

私はこの活動をオーストラリアで知り、日本に移住してからも参加を続けてきました。
気づけば、今年で8年目です。

「8年も続けているなんて、かなり意識高い人なんじゃない?」と思われるかもしれません。
でも実際は、その逆です。

私はこの8年間で、“完璧にやろうとしないこと”の大切さを何度も学んできました。

Plastic Free Julyとの出会い

Plastic Free Julyは、オーストラリア・パースで始まった環境キャンペーンです。

7月の1か月間、できる範囲で使い捨てプラスチックを減らしてみる。
やることは、たったそれだけ。

私がこの活動に惹かれたのは、そこでした。

環境問題というと、どうしても「ちゃんとしなきゃ」「たくさん我慢しなきゃ」という空気を感じることがあります。
でもPlastic Free Julyは違いました。

まずはひとつ減らしてみる。
それでいい。

完璧じゃなくていい。
できることから始めればいい。

その気楽さが、私にはとても魅力的に思えたのです。

最初は、全然うまくできませんでした

もちろん、始めたばかりの頃は失敗ばかりでした。

買い物袋を忘れる。
気づいたらプラスチック包装の商品を買っている。
家族にうまく協力してもらえない。
理想通りにできなくて、ちょっと落ち込む。

「もっとちゃんとやらなきゃ」と思ったこともありました。

でも、続けていくうちに気づいたんです。

環境活動って、我慢大会じゃないんですよね。

ゼロか100かで考えると、苦しくなります。
でも、1つ減らせたらそれで前進です。

私はこの活動を通して、「完璧にできるかどうか」よりも、続けられる形で暮らしに取り入れることのほうがずっと大事だと感じるようになりました。

日本に来て、あらためて考えたこと

オーストラリアと日本では、暮らし方も文化も、買い物の仕組みもかなり違います。

日本は本当に便利です。
包装も丁寧で、清潔で、サービスも細やかです。

その一方で、気づかないうちに使い捨てプラスチックがどんどん増えていく場面も多いな、と感じます。

でも私は、プラスチックそのものを悪者にしたいわけではありません。

衛生面や保存、物流のことを考えると、必要な場面があるのも事実です。
だからこそ大事なのは、「全部なくすこと」ではなくて、

これは本当に必要?
これは他の方法に置き換えられない?

と、一度立ち止まって考えてみることだと思っています。

必要なものまで無理に排除するのではなく、
なくても困らないものから少しずつ減らしていく。

私にとってのPlastic Free Julyは、そんなふうに暮らしを見直すきっかけでもあります。

暮らしを変えたのは、大きな決意じゃなく小さな選択でした

この8年間で、私の暮らしは少しずつ変わりました。

マイバッグを持つようになったこと。
食品ロスを減らす工夫をするようになったこと。
壊れたらすぐ捨てるのではなく、修理して使うことが増えたこと。
そして、蜜蝋ラップと出会ったこと。

でも、いちばん大きかった変化は、物を買う前に立ち止まるようになったことかもしれません。

本当に必要かな?
長く使えるかな?
直しながら使えるかな?

そんな小さな問いを、自分に投げかけるようになりました。

以前の私は、便利さや安さを優先して選ぶことも多かったと思います。
でも今は、「それを買ったあと、どう使い続けるか」まで少し考えるようになりました。

たったそれだけのことなのに、暮らしの景色は思った以上に変わります。

完璧を目指さなくていい

Plastic Free Julyに興味はあるけれど、

「全部はできないし…」
「私には無理かも…」

そう思ってしまう人もいるかもしれません。

でも、8年続けてきた私が思うのは、全部できなくていいということです。

ひとつ減らせたら、それで十分。
ひとつ気づけたら、それも十分。

大切なのは、完璧になることではなく、
“意識してみること”と、“続けてみること” だと思っています。

プラスチックをゼロにできなくてもいい。
失敗してもいい。
途中で忘れても、また思い出した日にやり直せばいい。

そうやって、少しずつ暮らしの選び方が変わっていく。
私はその積み重ねこそが、いちばん大きな変化につながると感じています。

今年の7月も、無理なく、楽しく

今年の7月も、私はPlastic Free Julyに参加します。

毎日少しずつ。
無理なく。
できる範囲で。
そして、できれば楽しく。

このnoteでも、1か月を通して私の取り組みや気づきを記録していくつもりです。

もし「ちょっと気になるな」と思ったら、ぜひ一緒にやってみませんか。

大きなことじゃなくて大丈夫です。
たとえば、レジ袋を断ってみる。
ラップの使い方を見直してみる。
使い捨てをひとつ減らしてみる。

その小さな一歩が、思っている以上に暮らしを変えることがあります。

今年の7月も、肩の力を抜いて。
でもちゃんと意識は持ちながら。
自分なりのPlastic Free Julyを楽しんでいこうと思います。